その声を残して
これはほんの少しの
答え合わせ、だと思っている。

「季節の正体は記憶の集積である」
という、その言葉を思い出して
ああ、今年も春がきたのね、とか
そんな風に思って
帰りたいな、と思っている。

タイムマシンなんてものがあったら、
相当な回数飛び乗っちゃってんじゃないの?
なにも変わってはいない気がするけど

まつながですこんにちは

何度も春が来る前に、
わたしは思い出したい人がいて
絶対に忘れたくないんだけど、
ああ、久し振りにその人のことを思い出したな、と思って。


「残響」という曲は、
わたしにとって、よかった記憶の詰め合わせ、で
あ、だから恋愛疑惑がありましたけれども!
恋愛の話じゃないです、
複数の人を思い浮かべているので
恋愛の話だったら最低だ笑
恋愛のようだ、と感じてくれたのならば、それはもちろん間違っていないかな、と思います。


一時期わたしが、
同時期に発表した「夜の双眼鏡」「残響」の2曲で、
「夜の双眼鏡」の方が評判がいいのはなんでだ!て言ってたんだけど
その答えのひとつに、
「残響」は1行目の歌詞が、別に好きじゃないって言われたんですけど

「残響」 どうしたの?、から始まる電話
「夜の双眼鏡」 東京の空は白いね、と

という歌詞から始まってる。
どっちもわたしが書いたんだけど。


電話すると「どうしたー?」て間抜けな声で言ってくれるその人が大好きだった。
どうもしてないから、
別にどう言って欲しいわけでもないし
その間抜けな声を聞くだけで、わたしはなんだか安心してしまって
本当に大好きだった。
その笑い声、と

電話って、ほんっとーに苦手だったんだけど
で、全然出なかったら本当に叱ってくれる人がいて
本当に叱ってくれる人……もうそんなひとはあんまりいないよね笑
何年か前の話ですが

まあ最近そんな人たちに電話しちゃうことはなく
健やかに生きていたんですが、

「残響」という曲を書いてから、
とある人に電話したら「どうしたの?」て言われて
なんかびっくりして泣きそうだった。
あ、コイツ言いやがったな、と思って。

そして、「吐いて捨てる言葉もないから」電話をしたりもした。
歌詞を書いたあとに、
本当に、そう、実感をすることがあって
何を伝えたかったわけじゃない。
「あなたに電話をしたい」「あなたに電話をした」
その事実だけで充分で、
それ以外何もなかった。


「その手紙は棄てて下さい」
と思って、
手紙にもそう書いたかなあ?
わたし結構手紙書くの好きなんですけど
で、結構な量を書くのね。書き殴るの。
基本的には読み返さない。
その勢いまんま封をして、
まるで呪いみたいに送りつけるんだけど

記憶している中で1度だけ、
もう出すのやめた方がいいかなあ、て思った手紙がある。
何度も読み返して
言わない方がいいかなあ、と思って
でもその人に伝えたくて書いたんだし
と、思って出したあの手紙を
たぶん、その人はまだ持ってんじゃないかなあ。
棄ててくれていいんだよ、
もう、返事はもらってるから
あのときのわたしを受け止めてくれてありがとう。


「それは、あなたがわたしに掛けた魔法です
あなたの声が聞こえるまで、と
あなたの声で言うの」
ていうのも、真実
あなたにどうこうして欲しいという話ではなくて
たったひとりに誓って
わたしはその誓いを約束と言い訳にして
強かに歩いていこう、と決めている。
まだ揺らいでないし、
これからもそのつもりでいる。


「残響」という曲を、最初にライブでやるのはちょっと怖くて
今までのはらぺこに無い世界観だったから
曲そのものにわたしはしっかり自信があったし
みおりさんも驚きながら受け止めてくれたから
わたしたち的には全然オッケーだったんだけど


「残響」が好き、て言われるとちょっと安心する。
あなたにもわかってもらえたのかな、て思う。
わたしの誓いと苦しみは、
全て音に込めてあるから。
受け止めてくれてありがとう。


今まで意図的に歌詞の話とかしなかったけど
そういうのも、どうでもいいかなと思って
むしろ、この記憶を
こんな言葉で繋ぎ止められるならば
こんな言葉で、
あなたが愛してくれるのならば
幾らでも吐き出そうかな、て
今ではそんな風に思っています。


ひとつひとつの曲に特別な思い入れがありますが、
この曲もそのひとつです。
あなたにとっても、大切にしてもらえたら嬉しい。



【残響】

どうしたの?、から始まる電話
吐いて棄てる言葉もないから
掛けたに決まってるでしょう?

それでも、少し笑ってしまうのは
いつでも最後に思い出すのは
あなたの声だから


その手紙は棄ててください
伝えたことを覚えている
意味のない約束だって、知っているけど

わたしは何度も、あなたの文字跡を辿るから
静かに照らされる
その手紙はそのまま


どうしたの?、から始まる電話
唇を噛み締めていることなんて きっと

それは、あなたがわたしに掛けた魔法です
あなたの声が聞こえるまで、と
あなたの声で言うの

そして後ろ髪を引かれて
また陽は昇る
あなたの声が聞こえるまで、と
あなたの声で言うの

あなたの声が聞こえるまで、と
あなたの声で言うの 
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人それぞれ 未知なる 世界観 価値観 人生観 だからね !! !! !! (^O^) (^w^) (⌒〜⌒) (≧∇≦) (*^o^*) (o^∀^o) o(^-^)o V(^-^)V
from. ニュー☆ターナー♪ | 2013/03/23 00:30 |
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